診療コラム

糖尿病と運動

投稿日:2019年7月21日 更新日:

糖尿運動

糖尿病対策で食事とあわせて重要な要素に「運動」があります。

いくら食事制限を頑張っても、運動しなければ片輪の車で走っているようなものです。

適度な運動は、血糖値が高い状態を改善して、合併症を予防するのにも役立ちます。

運動をすると糖尿病にとって良いことがいくつもあります。

運動の効能

インスリンの機能がよくなる

糖尿病はインスリンが十分に働かず、血糖値が高いままの状態になる病気ですが、運動をすることでインスリンの働きがよくなります。

インスリンの働きが良くなることで、血糖値が下がりやすくなり、数値をコントロールしやすくなります。

ブドウ糖消費・脂肪燃焼

ブドウ糖がしっかりと消費され、脂肪も燃焼できるので体重を減らすのにも効果があります。

筋肉増強

運動をして筋肉がつくと、全身の血行もよくなります。

血行が良くなることで糖をはじめ栄養分を身体の必要なところへスムーズに届けることが出来、身体本来の機能が正しく働きます。

さらに筋肉が増え、手や足への血流量が増え、冷え性の改善などにも役立ちます。

血圧降下

運動をすることで血圧を下げることが出来ます。

生活習慣が問題で糖尿病になった方の場合、糖尿病だけでなく高血圧を抱えている場合もあります。

その場合、血圧が高くなりすぎているケースもよくありますので、適度な運動をして血圧を正常な範囲まで下げる必要があります。

ストレス解消

糖尿病の主な原因は食生活や運動不足ですが、ストレスの影響が大きいこともわかってきています。

ストレスが加わると血糖値が上がるホルモンが増えます。

ストレスにもさまざまなものがありますが、仕事のストレスを感じている方が多いのではないでしょうか。

最近の研究では仕事のストレスでが血糖値のリスクを45%上げることが分かっています。

ストレスがかからないようにすることは無理なので、運動でうまくストレスを解消して血糖値が上がりすぎないように注意しましょう。

運動のタイミング

こんなふうに運動は血糖値対策にとても重要ですが、ただ何も考えずに運動するのはとてももったいないです。

血糖値対策が目的で運動するには適した時間があります。

血糖値がピークになるのは食事をしてから2時間後になるので、食後30~60分後に運動すると良いでしょう。

しかし、日頃、運動していない人が急に運動すると身体への負担が大きいので、最初はウォーキングやラジオ体操、ストレッチなど軽い運動から始めましょう。

どんな運動が有効か

糖尿と運動時間の関係

膝や腰に痛みがある方は、負担がかかりにくいプールの中でのウォーキングもおすすめです。

仕事や介護で運動する時間がないという方は、駅でエスカレーターに乗っていたのを階段にするコピー中や煮込み料理をしている少しの間にかかとを浮かしておくというのも有効です。

西東京ペインクリニックでは糖尿病の治療はもちろん予防のための食事や運動のアドバイスもおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。

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