診療コラム

帯状疱疹とはこんな病気

投稿日:2019年7月21日 更新日:

1.帯状疱疹ってどんな病気?

帯状疱疹とは、身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、神経に沿って、帯(おび)のように、赤い斑点と水ぶくれがあらわれる病気です。

水ぼうそうと帯状疱疹の関係

こども   →      → おとな

水ぼうそう   潜伏感染   帯状疱疹

帯状疱疹

  • こども :はじめてウイルスに感染したときは水ぼうそう
  • 潜伏感染:水ぼうそうが治ったあとも、ウイルスは体内の神経節に潜んでいます。
  • おとな :加齢やストレスなどで免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが出てきます。

60歳代を中心に50~70歳に多い。通常は1回発症したら再発しません。
※免疫低下状態では発症することもあります。

帯状疱疹発症年齢

2.帯状疱疹の症状

皮膚症状の経過

  • 赤い斑点    :皮膚の違和感やピリピリ感などの神経痛を伴うことがあります
  • 水ぶくれ    :身体の片側の神経に沿って帯状に強い痛みを伴う水ぶくれができます
  • ただれ、かさぶた:水ぶくれはただれた状態となりその後かさぶたへと変わります
  • 帯状疱疹痛   :皮膚症状が治った後も、後遺症として帯状疱疹神経痛が残る事もあります
帯状疱疹の症状経過

3.急性期痛と帯状疱疹後神経痛

急性期痛は皮膚や神経の炎症によるものですが、帯状疱疹後神経痛は神経の損傷によるものです。

急性期 帯状疱疹後神経痛
神経の炎症による痛み 神経の損傷による痛み
皮膚の炎症による痛み 皮膚の炎症は治っている

4.帯状疱疹の治療

  • 抗ヘルペスウイルス薬
    ウイルスの増殖を抑えることにより、急性期の症状をやわらげ、治癒の期間を短縮します。
  • 消炎鎮痛薬
    皮膚の炎症による痛みに対し、内服の痛み止めを処方します。
  • 神経ブロック注射
    神経痛に対しては繰り返し神経ブロック注射を行います。早期から神経ブロック注射を行う事により、神経痛が残ってしまう可能性を減らし、痛みを減らすことが期待できます。

-診療コラム
-

Copyright© 保谷駅から徒歩1分の総合内科・整形外科|西東京ペインクリニック , 2019 All Rights Reserved.