医療法人社団 晴英会 西東京ペインクリニック
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コラム

腰痛・坐骨神経痛

腰痛・坐骨神経痛の原因と治療

<腰痛・坐骨神経痛の原因>

骨や筋肉の病気による腰痛

✓ 非特異性腰痛

 

<腰痛・坐骨神経痛の治療>

薬物療法

神経ブロック注射

理学療法(リハビリテーション)

 

① 骨や筋肉の病気による腰痛

  • 脊柱管狭窄症

腰椎の中に神経が通っていますが、その通り道(脊柱管)が、骨の変形などで狭くなって神経を圧迫する病気です。通常、腰痛はそれ程強くなく、歩くとお尻から足にかけて痛みやしびれが出てきて歩けなくなるのが特徴です。

 

  • 椎間板ヘルニア

椎間板は腰椎の骨と骨の間のクッションの役割を果たしています。椎間板は骨より柔らかく、強い圧力が掛かると本来の位置から外に飛び出して神経を圧迫し、腰痛や坐骨神経痛の原因となります。

 

  • 変形性脊椎症

変形性脊椎症は、骨密度の充実した青年期にはめったに見られることがありません。主に50代以降に発症することの多い腰痛です。

 

  • 圧迫骨折

腰椎圧迫骨折は、尻餅をついたりなどの外傷により起こります。骨の弱くなった高齢者では、咳をしただけで圧迫骨折になってしまう事もあります。このため「いつの間にか骨折」と呼ばれたりします。潰れた骨は元の形には戻らず、骨を強くして骨折を防ぐ、予防が重要となります。

②その他の腰痛

検査をしても特に異常が見付からないか、歳相応の変化だけのことが良くあります。このような腰痛は非特異性腰痛と呼ばれ、検査では分からない、血流減少、筋力低下、筋肉のこわばり・凝りなどが重なりあって症状を起こしていたり、神経が痛みに敏感になっていたり、心因性、ストレスなどの要因が考えられます。また、腰に負担がかかる姿勢で家事や仕事をするなど生活スタイルに原因がある場合も多くあります。

腰痛の薬物療法

  • NSAIDs

いわゆる ”痛み止め” と呼ばれる非ステロイド性消炎鎮痛薬のことで、英語の頭文字をとって、NSAIDs(エヌセイド)と呼ばれます。炎症を伴う痛みの急性期により効果的です。飲み薬、湿布、坐薬など色々なタイプがあります。高齢者では特に胃潰瘍や腎機能悪化に注意が必要です。

 

  • オピオイド

オピオイドとは、強い鎮痛作用を示す医療用麻薬で、脊髄と脳に存在するオピオイド受容体に結合することで、脊髄から脳への痛みの伝達をブロックします。吐き気、便秘、眠気といった副作用に注意して使用する必要があります。

 

  • 神経障害性疼痛治療薬

神経の痛みは、痛みを伝える物質(神経伝達物質)が過剰に放出されることによって生じると考えられています。神経障害性疼痛治療薬は、この神経伝達物質の過剰放出を抑えることで痛みをやわらげます。

神経ブロック注射

神経やその周りに局所麻酔薬や消炎鎮痛薬を注射して痛みをとる方法です。一時的な効果だけでなく、興奮して過敏になった神経を落ち着かせ患部の状態を改善させます。

理学療法(リハビリテーション)

腰の痛みが強いと動きたくなくなりますが、長期間動かないでいると、筋肉が衰えたり、関節が固くなり、更に腰痛が治りにくなる、という悪循環を生じます。

理学療法は痛みをとるだけではなく、痛みに伴う症状をやわらげ、腰痛になりにくい身体を作ります。

主に次のようなものがあり、いくつかの療法を組み合わせて進められます。

 

  • 運動療法

筋力強化やストレッチなどにより、筋緊張をやわらげて血流を改善したり、痛みの原因物質の除去を促します。

 

  • 温熱療法

患部を温めて血管を広げ、痛みの原因物質の除去を促します。

 

  • 電気刺激療法

低周波の電気刺激により、筋肉の収縮と弛緩を繰り返して筋緊張をやわらげ、痛みを伝える神経の働きを抑えます。